このテリア三種の違い、わかりますか？？
同じテリアですのでが、それぞれ違う犬種とされています。この三種が見分けられればあなたも犬博士👓
まずは順番に犬種の紹介をします。
ケアーンテリア（Cairn Terrier）
原産国：スコットランド
サイズ：小型犬
体高：28cm～31cm
体重：6kg～8kg
元気で活発な性格。頑固者なので飼い主以外にはなつきにくいですが、知っている人や動物には愛情深く接します。
ノーリッチテリア（Norwich Terrier）
原産国：イングランド
サイズ：小型犬
体高：25cm～26cm
体重：5~6kg
明るく陽気、人が好きな社交的な性格ですが、他の犬に嫉妬しちゃうことも。
ノーフォークテリア(Norfolk Terrier)
原産国：イングランド
サイズ：小型犬
体高：25cm～26cm
体重：5kg~6kg
勇敢で頑固者。自分より大きな犬に対しても勇敢に喧嘩を仕掛けちゃうことも。家族に対しては愛情深く接します。
見分け方
まずこの三種のうち、ノーフォークテリアだけが垂れ耳です。たれ耳であれば「ノーフォーク」で決まり。
問題は、立ち耳の２種ですが、ポイントは「毛並み」です。ケアンテリアの毛並みは固く、毛束感があるのが特徴です。しっかりカットしていてもボサボサ頭になってしまいます。また、2019年度のJKC登録犬種の数では
ノーフォークテリア(262) ＞ ケアーン・テリア(99) ＞ ノーリッチ・テリア(34)
となっており、ノーリッチ・テリアは結構珍しい犬種となります。また、比較的価格も高い為、ケアン等をMIXしたミックスのノーリッチ・テリアが多く流通しているため、登録されたノーリッチ・テリアの中でも純粋なノーリッチ・テリアは少ないと言われています。
立ち耳で、硬そうな毛質だったらケアンで決まり。ということです。
ちなみに純粋なノーリッチ・テリアかどうかは正直JKCの審査員でも見分けるのは難しいと言われています。
テリアの血筋
スコットランドのテリアは元々「スコッチテリア」としてひとくくりにされていましたが、スコッチテリアの中からまずダンディ・ディンモント・テリアが独立し、それ以外の全てのテリアは「スカイテリア」と「ハードヘアードテリア」に分離し、さらに「ハードヘアードテリア」は「スコティッシュテリア」、「ウェストハイランドホワイトテリア」、そして「ケアーンテリア」に区分されました。こうして誕生したのが現在のケアーンテリアです。
ノーリッチ、ノーフォークテリアは「イースト・アングリアン・テリア」の一部であり、グレン・オブ・イマールや、レッド・ケアン・テリアに分類され、レッドの子孫が現在のノーリッチ及びノーフォーク・テリアに現れていると言われています。
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